
石鹸でワンズを洗うのははじめて、という方や上手な使い方を詳しく知りたい!! という方の
ためにオススメの使い方をご紹介します。
(でも本当は液体シャンプーでも同じようなもんなんですよ〜)
1)シャンプー前にしっかりブラッシングをする。

毛玉や絡みがある場合は事前によくほぐします。
足裏のバリカンや、爪切りはシャンプー前に済ませておきましょう。
(シャンプー後の爪切りは血行が良くなっている分出血しやすいので)
2) お湯でしっかり予洗いをする。

石鹸をつける前に、お湯で洗い流せる汚れを全部落としましょう。
単に表面にお湯を掛けるというのではなく、被毛の中までしっかりとマッサージしながら、
予洗いします。お湯でしっかり予洗いしておくことで、汚れは8割方落ちてしまいます。
肛門線絞りをする場合は、このタイミングで行い、同じくお湯でしっかりと流します。
3) 洗面器にぬるま湯を張り、石鹸を軽く泡立てます。

このとき石鹸は、一生懸命ぶくぶく泡立てなくてもOKです。
ぬるま湯にひたすことで石鹸を溶けやすく、やわらかくするような感覚で。
洗面器に一杯のぬるま湯を用意して行います。
4) わんこの身体に直接石鹸を、くるくる円を描くように当てて動かします。

ときどき、洗面器に石鹸をひたしながら、これを繰り返して身体全体に行き渡るように
しましょう。
5) 洗面器のぬるま湯を少しずつ加えながら手のひら全体でマッサージして、泡立てます。

犬の皮膚はとても薄く、人間の1/5程度の厚さです。そのためゴシゴシこするのではなく、
自分の顔を洗うように手のひらでやさくしマッサージしながら洗います。
石鹸というと、泡で汚れを落とすものとご想像される方も多いと思いますが、
泡立ちその
ものは洗浄力と関係ありません。
石鹸は泡で汚れを落とすのではなく、石鹸の成分そのものと汚れが結びつくことで、
汚れを肌から引き離し落とすのです。汚れの量に対して石鹸の量が少ない場合は、汚れをすべて落としきれませんのでご注意ください。
最初にしっかりお湯で予洗いをしておけば、その心配はいらないです。
6) シャワーでよくすすぎます。
全身をよくすすぎます。脇の下などすすぎ残しのないようにご注意くださいね。
アンダーコートの多いわんこの場合、シャワーヘッドを直接押し当てると中までしっかり
すすぐことができます。
7) タオルドライ+ドライヤーでよく乾かします。
しっかりとタオルドライをします。
仕上げのドライヤーは冷風で地肌までしっかりと乾かします。
シャンプー後、洗い流した後はお湯でキューティクルが開いているため、少しキシキシした
印象を受けるかもしれませんが、乾かした後は特にリンスしなくても、ふんわり艶のある被毛になります。

8) ご使用後の石鹸は、水気をよく切り風通しのよい場所で保管してください。
保湿成分であるグリセリンをたっぷり含んだ石鹸です。
湿気の多いところでの保管や、水切りをしないままでいるとグリセリンが近くの水分を引き
寄せて溶けくずれの原因となりますのでご注意ください。