手作りわんこ石鹸グリーングレイスフィールド
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使用する油脂のこと

■ 出来上がる石けんの特徴を決める油脂の性質 ■
石鹸を作る上で欠かせないのが、良質&新鮮なオイルたち。
手作り石鹸はオイルと苛性ソーダを混ぜる事によって精製され、オイルの種類によって性質がかなり変わってきます。オイルひとつひとつにもそれぞれ特徴があり、役割に応じた組合せ、
配分量を考える必要があります。 ここではそのオイルが持つ特性などをまとめてみました。

■ アプリコットカーネルオイル

あんずの核から採れるオイルです。オレイン酸が75%、リノール酸35%、パルミチン酸が7%含まれています。きめの細かい肌触りと、軽くサラサラとした使用感が特徴のオイルです。成分のよく似たスイートアーモンド油よりもオレイン酸の含有量が多く、ビタミンも豊富です。保湿効果にすぐれ、肌に栄養を与えてやわらかくして、荒れた肌を再生する働きがあります。あらゆる肌質に合いますが、とくに乾燥肌や疲れてくすんだハリのない肌のフェイシャルマッサージに最適です。生産量が少ないため、価格はやや高めとなっています。 原料となるあんずは、昔から中国で、肌をやわらかくするためのパックとして使用されていました。種子の仁は、中国や日本では古くから湊方薬としてせき止めやぜん息に用いられており、杏仁豆腐の風味づけに使われることでも知られています。

■ アボガドオイル

クスノキ科植物のアボカドの実から得られます。淡緑色から暗緑色の重く粘度の高いオイルです。未精製のものは匂いが強く深い緑色を、精製されたものは匂いは無く淡い黄色をしています。化粧品に配合されるものは精製されたものです。 成分には、オレイン酸80%、リノール酸18%などの不飽和脂肪酸が多く、そのほかパルミチン酸30%、パルミトレイン酸が4.6%、ミリスチン酸、ステアリン酸、ビタミン、レシチンが含まれています。皮膚への親和性や柔軟性があるので、表皮に浸透し、うるおい効果が得られます。主に保護剤、油剤などとして、乳液やクリーム、美白クリーム、リップクリームなどに配合されます。

■ アボガドバター

アボカドの果肉から得られるバター状の油脂。石鹸に固さを出し溶け崩れを防いで、大きな泡と立たせます。スーパーファットとしても利用できます。 アボガドバターはビタミンA、E、ミネラルなど、肌の再生や老化防止に欠かせない栄養を豊富に含むバターです。アボカドオイルよりも保湿性が高く、肌をやわらかくするため、乾燥や老化が気になる肌に潤いと弾力を与え、荒れた肌を改善する効果があります。やわらかく、浸透力にもすぐれることから、マッサージオイルにしたり、そのままシワやシミなどの気になる部分につけることもできます。北米ではベビーソープによく使用されます。

■ アルガンオイル

モロッコの世界遺産指定地区にしか生息しないアルガンの木からとれる、「生命の木」と呼ばれる木からとれる黄金のオイルとして、使われてきた効果の高いオイル。オイルは100kgの実からわずか1リットルしか採取できない貴重なオイルです。 肌が必要とする各種脂肪酸などの栄養素をバランスよく含み、活性酸素や老化を予防するビタミンEをオリーブオイルの3〜4倍含有しています。 オレイン酸47%、パルミチン酸13%、ステアリン酸6%、リノール酸31%、リノレン酸0.6%

■ アロエバター

ココナッツオイルを基材にアロエベラの葉肉を浸し、アロエ成分を抽出したバターです。半固形状で肌の上にのせると体温で素早く溶けます。 ミネラル、ビタミン、アミノ酸、酵素、たんぱく質などが多く含まれています。 色々なスキンケア商品に使われています。 石けん、クリーム、リップクリームなどに適しています。

■ イブニングプリムローズオイル(月見草オイル)

アメリカ先住民の間で伝承万能薬として用いられていたアカバナ科の二年草「メマツヨイグサ」の種子から得られるオイルです。
リノール酸が成分の主体(70%以上)ですが、ほかにγ-リノレン酸を天然の状態で含んでいるのが待徴です。γ-リノレン酸は炎症抑制効果をもち、皮膚などの炎症体質を改善と言われています。エモリエント効果や保湿効果、抗炎症作用がある油です。

■ インカインチオイル(サッチャインチオイル)

ペルーアマゾン熱帯雨林に昔から生息する蔓性常緑樹の実、インカインチ種子から搾った油です。 オメガ3不飽和脂肪酸(α-リノレン酸)が多く、概ね50%を占めています。オメガ3の含有量としては、日本のマーケットで現在手に入る植物由来のオイルの中で、最も多い部類に入ります。一方、オメガ6(リノール酸)の含有率は30〜35%ですから、必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6)が、全体の80%以上と高い割合を占め、且つバランス良く含まれているのが特徴です。 酸化防止効果を有するビタミンEも200mg(100g中)以上含んでいます。 オメガ3リッチですが、天然の抗酸化成分を多く含んでいるので、炒め物などの加熱調理にも利用することができ、酸化防止剤を添加していないにもかかわらず、比較的持ちの良い理想的なオイルです。

■ ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)

小麦胚芽から抽出される独特の匂いのするオイルです。主な成分はリノール酸が約60%、オレイン酸が約20%、パルミチン酸が約20%、α-リノレン酸が10%、その他、ビタミンEなどが含まれている高価なオイルです。天然の防腐剤(ビタミンE)を含んでいるので、酸化しにくいオイルです。ミネラル、ビタミンA・B・Eを含み、血液の流れを活発にするので、老化肌、肌荒れ、しもやけ、あかぎれなどに良いとされます。
※小麦アレルギーの方は、パッチテストをしてからご使用ください。

■ オリーブオイル

地中海沿岸地方に原産するモクセイ科常緑小喬木であるオリーブの熟した果実から抽出されます。淡黄色から淡緑黄色の油脂で、わずかに特異なにおいがあります。古くから食用、薬用として使用されてきました。不飽和度の高いオイルです。成分には、オレイン酸が平均82.5%、そのほかリノール酸15%、パルミチン酸14%、その他、スクワレンが0.5〜1%ほど含まれています。酸化安定性の高いオレイン酸が主成分なのでベースとなる植物油の中では持ちの良い油でもあります。酸化しにくいですが、空気や日光などで酸化することがあります。水分の保持効果があり、皮膚への柔軟作用があります。主に、保護剤、油剤などとして、乳液やクリーム、石けん、口紅、マッサージオイル、サンオイルなどに配合されます。香りが良いので、ハーブの浸出油としてよく利用されます。

日本で売られているオリーブオイルは、エクストラバージンオリーブオイル、ピュアオリーブオイル、オリーブポマースオイルの3等級になります。
バージンオリーブオイルとはオリーブの果実を搾ってろ過しただけの、なんら化学的処理を行わない一番搾りのオイルです。官能検査や酸度の違いによって「エキストラバージン」「バージン」「オーディナリーバージン」に区別されます。中でもエキストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%以下で最高級のオリーブオイルです。
ピュアオリーブオイルとはバージンオリーブオイルと精製したオリーブオイルをブレンドしたオイルです。一般的にピュアオリーブオイルと呼んでいますが、本来は単にオリーブオイルと表示することになっています。
精製オリーブポマースオイルとは搾りカス(ポマース)にもまだ油分が残っている為、有機溶剤を使いオイルを抽出したものです。最初に搾ったものが「一番搾り」有機溶剤で抽出したものが「二番搾り」または「ポマースオイル」と言われています。

私たちの石鹸はエクストラバージンオイルかピュアオリーブオイルを使用します。

■ キャスターオイル(ひまし油)

トウダイグサ科植物のトウゴマ(唐胡麻)の種子より抽出して得られる油脂です。無色〜淡黄色の液体油(粘性)で、わずかに独特の香りと味があります。主成分には、リシノール酸が85〜95%含まれています。アルコールに溶けやすく、柔軟効果があるのが特徴です。唇の粘膜との親和性が高く、顔料の分散剤として(のびや密着性をよくするために)口紅にも配合されています。民間療法として、ヒマシ油の温湿布は、肝臓の解毒ができると言われています。主に、保護剤、油剤などとして、化粧水、石けん、口紅、ヘアトニック、ポマード、整髪料、マニキュアなどに配合されます。石鹸に使用することで、透明感を与えしっとりとした感触、持ちの良い泡を持続させます。また、精油の香りを持続させる効果も期待できます。水分を引きつける作用があるので多く入れすぎると溶け崩れの激しい石鹸になります。

■ ククイナッツオイル

ククイナッツの果実から採れる木の実の香りのする高価なオイルです。リノール酸が40%、α-リノレン酸が30%、オレイン酸が20%含まれ、酸化しやすいのでビタミンCやEを配合したものが売られています。ククイナッツはハワイでしかほとんど獲れないため、その生産数に限りがあり、非常に貴重なオイルです。石けん材料として素晴らしい使い心地になることはもちろんですが、年中、強烈な日射しや潮風にさらされるハワイでは、古くから日焼けや痛んだ皮膚や切り傷、やけどを治すために使われたり、赤ちゃんの肌の手入れに欠かせない油だったようです。

■ ココアバター(カカオバター)

カカオの果実の種皮を取り除いた種子を炒って抽出したバター状の油脂です。オレイン酸が約36%、パルミチン酸が約30%、ステアリン酸が約35%含まれ、酸化されにくい特徴を持ちます。未精製はチョコレートの香りがしますが、精製されたものはしません。融点が32度から39度なので、室温でも固体のままです。パームオイルよりも硬さを出し溶け崩れを防いでくれます。保湿効果があり、乾燥から肌を守る保護膜を作りますので、リップクリーム、ハンドクリーム、手作り石鹸などに適しています。
シアバターより固めです。 ココアアレルギーの方は注意が必要です。

■ ココナッツオイル(やし油)

ココナッツの果実を乾燥させたコプラから採れるオイルです。
ラウリン酸が約50%、ミリスチン酸が約20%、カプリル酸が7.7%、カプリン酸6.2%含まれています。サラサラしていてわずかにココナッツの香りがしますがほぼ無臭です。大きな泡をたくさん立たせ比較的解け崩れの少ない固い石鹸を作ります。オイルに含まれているカプリル酸とカプリン酸は皮膚に対して刺激のある飽和脂肪酸なのでココナッツオイルは油全体の20%以内に抑える必要があります。

■ サンフラワーオイル(ひまわり油)

ひまわりの種から採れる油です。もともとはハイリノール種(リノール酸が多い)ものが主流でしたが、最近ではハイオレック種(オレイン酸が多い)が品種改良され、天然ビタミンEが豊富に含んだ酸化安定性に優れた油になりました。私たちの石鹸ではこのハイオレックのひまわり油を使っています。

人間の皮膚の主成分であるオレイン酸を80%含んでおり、オリーブオイルと似た脂肪酸構成になっているので、オリーブオイルが合わない子には代用できます。オリーブオイルよりさっぱりとした石鹸になりますが、保湿力もあります。

■ シアバター

シア果実の核から得られるバター状の油脂です。約50%のオレイン酸、約40%のステアリン酸、その他、パルミチン酸やリノール酸、各ビタミン類などが含まれています。精製品と未精製品があり未精製は薄い緑色と青っぽい香りがし不鹸化物も多い。融点が23度から45度なので室温でも固体のままです。溶け崩れし難い硬い石鹸を作る事ができます。保湿効果が高く、皮膚を柔らかくし、老化肌に弾力と潤いを与え、紫外線防止効果も期待できます。また、アフリカでは昔から日焼け、乾燥から肌を保護するために利用されてきました。敏感肌の方や子供用にも使われるポピュラーなバターです。

■ スイートアーモンドオイル

アーモンドの種子から取れる無色・淡黄色のオイル。オレイン酸66%、ビタミンA,B群, Eなどの栄養分を豊富に含んでいます。22%ほどのリノール酸があるのでオリーブオイルや椿油に比べるとやや粘度が低く、軽めの使用感で、肌になじみ易いです。その他に、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸が少量、各ビタミン類、プロテイン、ミネラルなどの不鹸化物も含まれます。石鹸に使用すると軽くてきめ細かい質の良い泡立ちを出すことができます。オリーブオイルなどで作る石鹸の質を向上させる役割として良く使用されます。配分量を多くすればするほど上質な石鹸に仕上がりますが、リノール酸が多いと酸化しやすく、溶け易いというところが注意点です。

■ スイートアーモンドバター

スイートアーモンドバターはスイートアーモンド油から得られます。その性質は非常にスイートアーモンドオイルに似ています。リップクリームなどの原料に最適です。 手作り石鹸に入れると、マイルドでふっくらとした泡立ちの石鹸になります。(少し柔らかめのバターです) 常温では半固形ですが、体温で溶けます。 手作りリップクリーム、手作りハンドクリーム、手作り石鹸など幅広く使えます。必要なアルカリの量も少ないので、マイルドな石鹸に仕上がります。スイートアーモンドオイルとスイートアーモンドバターの石鹸なんて、この上なく贅沢♪

■ セサミオイル(太白ごま油)

胡麻の種子から抽出されるオイルです。オレイン酸が約40%、
リノール酸が約50%、不鹸化物として抗酸化物質のセサミン、
セサモリン、セサモールが含まれているので酸化されにくい特徴を持っています。その他カルシウム、リン、鉄等が含まれています。ゴマ油には琥珀色と透明色の2種類があり、琥珀色のごま油は、煎ってから搾るので強いゴマの香りがしますが、透明色の大白ゴマ油は、ゴマを煎らずに搾るので色や匂いはほとんどありません。石鹸はやや柔らかく仕上がります。サッパリとした特徴を生かすためのベースとして夏向きの石鹸に多用されます。
石鹸作りには色や匂いがほとんどしない大白胡麻油を使用しています。

■ パームオイル

アブラヤシの果実から採れるオイルです。パルミチン酸が約45%、オレイン酸が約40%、リノール酸が約10%、その他、ステアリン酸、ミリスチン酸が含まれています。脱色精製したホワイトパームオイルと精製していないレッドパームオイルの2種類があり赤い色のレッドパームの方には、天然のカロチンとビタミンEが多く含まれています。融点が27度から50度とかなり高く、室温でも固体状になっています。石鹸に硬さをだし溶けくずれを少なくします。このオイルに含まれている石鹸を硬くする役割のパルミチン酸は、皮膚腺の活動にはあまり良くありませんので、通常10%〜20%の配合が望ましいでしょう。

■ パームカーネルオイル(パーム核油)

アブラヤシの核から採れる独特な匂いのするオイルです。 ラウリン酸が約47%、ミリスチン酸が約16%、パルミチン酸が約9%、オレイン酸が約16%、その他、カプリル酸、カプリン酸、ステアリン酸、リノール酸が含まれています。ココナッツオイルに性質が良く似ています。石鹸の泡立ちを良くし、溶け崩れの少ない硬い石鹸を作ります。ココナッツオイルに比べ、オレイン酸がやや多く、刺激の多いラウリン酸・ミリスチン酸が少ないので、低刺激な代用オイルとして使用できます。

■ バオバブオイル

あの星の王子様にでてくるバオバブの木の実から採れるオイル。数か月雨が降らなくても枯れることがなく、1000年以上も生きると言われているアフリカに生息するまさに生命の木です。
バオバブオイルは今、地球上でもっとも手に入れることが難しいオイルのひとつ。しかも他のオイルと一線を画する独特の脂肪酸組成とビタミンの含有のためとても人気のあるオイルです。保湿のオレイン酸を34%、アレルギーなどを予防するといわれるリノレン酸を30%、そしてエイジングケアのパルミチン酸を22%を含む芸術的ともいえる脂肪酸組成となってます。オレイン酸やリノレン酸を多く含むオイルは、一般的にとても酸化しやすいのですが、バオバブオイルはシアバターを超える安定性をもちます。オイルの中ではひまし油、ホホバ油に次いで酸化安定性の高い、とても日持ちのするオイルで、通常2年以上は持つといわれています。

バオバブオイルはビタミンA、D、E、Fを非常に多く含んでいます。
ビタミンA:皮膚細胞の分化に関係し、皮膚の新陳代謝を高める働きをする。
ビタミンD:細菌と戦う免疫の働きをコントロールし、皮膚の傷が治るのを助ける。
ビタミンE:ビタミンCと並び抗酸化パワーの強いビタミン。
ビタミンF:肌の細胞の活性化を促進。

エイジングケアのビタミンAとビタミンE、骨の発育を助け、脳力も高めるといわれるビタミンD、 そしてさらに新陳代謝促進に不可欠なビタミンF(γリノレン酸)がバランス良く含まれるバオバブオイル。 ビタミンF(γリノレン酸)といえば、アトピー性皮膚炎と密接に関係しているといわれる脂肪酸で、 この不足がアレルギーひとつの原因になるといわれています。 月見草オイルやヘンプシードオイルにも多く含まれていますが、 残念なことにこの2つのオイルはとても酸化しやすいのが特徴。 ところがこの貴重なビタミンF(γリノレン酸)を含みながら、 2年以上も安定しているバオバブオイルはまさに奇跡オイルです。

■ ペリラオイル(えごま油、しそ油)

えごまには現代人の食生活に不足しがちな必須脂肪酸α−リノレン酸が55%以上含まれ、健康的な食生活に欠かせない油として注目されています。α−リノレン酸は、人の体内では作られない必須脂肪酸です。 魚に多く含まれるEPAやDHAと同じ種類のもので、α−リノレン酸は人の体内でこれらに変換されます。α−リノレン酸は脳・網膜などの働きを保つ上で必須です。α−リノレン酸から作られるEPAは、アレルギーや血管の収縮を抑制する作用があります。 一方、成長維持に必須のリノール酸は、取り過ぎるとアレルギー過敏症を引き起こしやすくします。 一方、α−リノレン酸は、リノール酸が体内で変換されるアレルギーを引き起こす物質・アラキドン酸の発生を抑制する効果があります。

えごま油にはこのα−リノレン酸が多く含まれているので、皮膚の活性・再生効果が高く、炎症抑制・鎮痛効果もあると言われています。 えごま油配合の石鹸は、独特のつるつる感があって、洗っている時も洗いあがりもつるつるになります。酸化安定性は良くないので、私たちの石鹸では配合を10%以内に抑え、天然の防腐剤であるビタミンEを多く含むオイルとブレンドしています。

■ ヘンプシードバター

麻の実を磨り潰して作られるバター状の油脂です。溶け崩れを少なくし石鹸に硬さをださせます。ヘンプシードバターは肌にすばやく浸透してベタつかず、サラッとした使用感が特徴のバターです。リノール酸やα-リノレン酸、γ-リノレン酸をバランスよく含むことで保湿効果にすぐれ、肌の免疫機能を強化して、加齢による肌の衰えやシワ予防にも効果があるといわれます。また、α-リノレン酸の不足によるアトピー性皮膚炎にも有効です。比較的やわらかいのでトリートメントオイルとしても使いやすく、乾燥肌やトラブル肌へのマッサージに適しています。

■ ホホバオイル

ホホバの種子から得られる天然液状のロウで、構成成分は脂肪酸とアルコールが結合してできるエステルと呼ばれるものです。オレイン酸が10〜13%ほど含まれ、酸化されにくい特徴を持ちます。
南アメリカのインディアンたちが100年以上前から「金の液」と呼び、傷を治すためや日焼け防止、ヘアケアに使っていました。酸化安定性にすぐれた栄養価の高いオイルです。

■ マカダミアナッツオイル

マカデミアナッツの実より作られるオイルで、56%のオレイン酸と、パルミトレイン酸が22%、その他に、ステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸、各ビタミン類、ミネラルなどが含まれています。性質はヘーゼルナッツに良く似ています。多く使用すると淡いピンクがかったベージュ色になり爽やかなナッツの香りがします。皮膚細胞の再生に大きな役割を果たすといわれ加齢とともに減少するパルミトレイン酸を20%以上という高濃度で含む稀有なオイルです。このため 特に乾燥肌、老化に有効に働くといわれています。皮膚への浸透力も高く経皮吸収が早いことから「バニシング・オイル」(消えて見えなくなるオイル)と表現され、マッサージオイルにもよく使用されています。オレイン酸も多く含むので酸化しにくい安定した油です。

■ マンゴーバター

マンゴの種子の核から作られる植物性バター。シアバターと組成がよく似ており、シアバターと同様の使われ方をしますが、マンゴーバターはシアバターよりパルミチン酸とステアリン酸をやや多く含むため、シアバターより少し硬さが出ます。パルミチン酸とステアリン酸を多く含むので、お肌の老化とシワの予防、敏感肌、日焼け止め、やけどや日焼け後の修復、皮膚炎や敏感肌に。効果が期待できると言われる。

■ ライスブランオイル(米ぬか油)

お米を精米したときにできる米ぬかから作られるオイルで、50%近くのリノール酸、約35%のオレイン酸、パルミチン酸が約20%、その他、様々な不鹸化物が含まれています。安定性に寄与しているα-トコフェロール、γーオリザノールなどを豊富に含んでいるため酸化安定性に優れています。またパーム油と米ぬか油特有の成分、トコトリエノールを多く含んでいます。トコトリエノールはビタミンEのような作用があり、スーパービタミンEとも呼ばれる成分です。このように抗酸化成分が豊富なため、熱を加えても安定性は抜群です。米油の性質を生かしたいのなら20%以上配合するのがおすすめです。さっぱりとしたなかに独特の保湿力が加わりしっとり感も楽しめます。
※米ぬかアレルギーの方は、パッチテストをしてからご使用ください。